チャレンジ富士五湖の完走記を続けます。
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午前5時20分、小雨の中スタート。
年明けにまたしても恥骨を痛めて、2ヶ月弱の静養を強いられたものの、こうしてウルトラマラソンのスタートラインまで戻って来ることが出来た。
それだけで、ウルウル、感慨深かったです。
出来れば、14時間以内にここにまた戻って来たい。
でも、故障後の練習量を考えると、それは贅沢な願いなのかもしれないな・・・とも思いました。
さて、今大会に向けて、自分なりに戦略を立てていました。
↓の関門表を見て頂けるとわかるのですが、第3ウェーブでのスタートは第1関門までのペースが厳しい半面、フィニッシュまでの7.6㎞はキロ9分オーバーと超ゆるジョグペースでもOK。
まずは、第1関門(17.5㎞地点)を突破しないとお話にならないので、そこまではキロ7分で走ること、そして、トイレに行かないこと。
その2点を心掛けようと思いました。
第2関門(38.3㎞地点)まではキロ8分39秒までペースを落とすことが出来ますが、第3関門(56.0㎞)まではキロ7分38秒に再びペースが上がります。
なので、第3関門までは、決して気を抜かず、平均キロ7ぐらいで行こう。
90㎞以降は上り基調。
終盤4㎞弱は急勾配の上り坂なので、ラスト10㎞は全部歩くことを前提に。
それまではなるべく歩かずに、貯金を作っておきたいと思っていました。
一番最初の5㎞エイドに到着。
やや暑くなって来たので、ここで早くもウィンドブレーカーを脱いで、腰に巻きました。
ここで、予想外のタイムロス。
厚手のウィンドブレーカーにしたのは、失敗だったのかも。
東富士五湖道路に出てからは、ゆるい上り坂が続き、集団のペースがガタッと落ちました。
だいぶ遅く感じたので、抜きたかったのですが、道幅が狭く、前の人に着いていくことしか出来ません。
キロ7で行きたいと思っていたのに・・・。
焦る気持ちがありましたが、どうすることも出来ませんでした。
10㎞のラップは、1時間10分29秒。
道幅が狭い数キロでペースダウンはありましたが、ほぼ当初の目標通りでした。
しかし、、、
困ったことに、トイレに行きたくなってしまいました。
第1関門を超えるまでは、我慢しようと思っていたのに・・・
もう限界(>_<)
仕方なく、山中湖の公衆トイレに飛び込みました。
3月に、だんなと試走した際にも、お世話になったトイレです。
幸い、待ち時間ゼロ。
そそくさと用を済ませたのですが、うっかり個室の中に手袋を置いて来てしまいました(-_-;)
申し訳ないなぁと思いつつ、私と入れ違いで個室に入った方に声を掛けてみました。
「すみませーん、そこに手袋置いてありませんか?」
すると、「あるよ~。上から投げるよ~。」とすぐに反応してもらえました。
ナイスキャッチ(^^)
「ありがとうございました!」とお礼を言って、再び走り出しました。
トイレでのロスタイムがあったものの、第1関門は無事通過。
関門のエイドで、おにぎりを。
ただ、第3関門まではキロ7で行きたいという気持ちがあり、半分だけ頂いて、先を急ぎました。
20㎞までのラップは1時間11分44秒と、まずまずでした。
20㎞を少し過ぎた辺りで、「○○さん?」と背後から声を掛けられました。
振り向くと、一番最後に勤めた会社の同じ部でお世話になった方でした。
その方に最後にお会いしたのは、2018年12月の湘南国際マラソン以来。
沿道で応援していたところ、たまたまレースを走っているその方を見つけて、応援したのでした。
その方がフルマラソンを走られるのは知っていましたが、ウルトラマラソンも走っておられるとは知りませんでした。
数キロ並走し、お互いの近況や、私が当時所属していたチームのメンバーの近況等、おしゃべりしました。
「ちょっとペースを落とします」とのことだったので、先に行かせてもらいました。
30㎞までのラップが1時間10分30秒。
37㎞過ぎから2㎞続く急な上り坂は、コース最初の難所。
序盤から頑張り過ぎないようにと思いつつも、きっちりと走り切ることが出来ました。
40㎞までが1時間13分33秒と、当初の予定のキロ7よりは遅かったけれども、関門表のペースよりは速く走れていました。
そう言えば、20㎞過ぎのエイドで、文明堂のスポーツカステラとバウムクーヘンが出されるはずだったのに、見なかったなぁ。
42㎞のエイドでも、クリームパンが出ると聞いていたのに、なかったし(;_:)
どうやら、おいしそうな給食は、先に出発した5 Lakes(118㎞)や同じ4 Lakes(100㎞)の第1・第2ウェーブのランナーが食べつくしてしまい、第3ウェーブの私たちには残されていなかったみたいなのです(T_T)
エイドにあった給食は、キットカットやカントリーマーム、チョコレート等の小さなお菓子が中心で、オレンジが残っていればいい方。
エイドでの給食をあてにして、自分で持って来ていたのはゼリー3個のみ。
うち1個は、30㎞手前で既に食べてしまっていました。
この先60㎞過ぎのエイドで吉田うどんも売り切れだったら、困ったことになるな・・・とやや心配になりました。
45㎞過ぎの河口湖大橋。
ここは、例年であれば、大きな富士山をバックにオールスポーツのカメラマンが写真を撮ってくれるところです。
しかし、今年は、スタートからずっと雨か曇りで、肝心の富士山が全く見えませんでした。
本当に残念。
この先のエイドで、2回目のトイレで少し行列。
そのため、50㎞のラップは、1時間23分10秒とやや遅くなりました。
この辺りから、腰にハリを感じ始めていました。
どうやら、マイボトルを入れたボトルポーチとバックパックの相性がイマイチだったみたいです。
マイボトルの中のドリンクをなるべく早く飲み切って、腰への負担を軽くしようと思いました。
~続く
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