今月のメニューで、週に1回、「4㎞ 心拍数フリー」というのがあります。
ドリル、WSの後行うもので、動きが良くなっていることから、自主的に「4㎞ LT走」として、今月3回走りました。
LT走は閾値走やテンポランとも呼ばれており、その中でも閾値走という呼び方が一番浸透しているようです。
つい先日、とあることがきっかけで、私の閾値走に対する理解が間違っていたことがわかりました。
自分の失敗談も交えながら、今日は、閾値走とは何か?、そして、正しい閾値走のやり方についてお伝えしたいと思います。
あれ?と思ったきっかけ
自分の閾値走に対する理解が間違っているかも?と思ったきっかけは、今週送った練習報告メールに対するコーチの返信です。
コーチからのメールには、先週コーチ自身が閾値走を実施したことについて書かれてありました。
その中で、閾値走のペースについて、以下のような記述がありました。
閾値のペースは、「きつい」と感じるのは当然ですが、その中でペースをコントロールして走れるスピードであること。
決して5㎞以上はもうダメ、なペースでは二ことは断っておきます。
「ペースをコントロールして走れるスピードであること」というのを読んで、あれ?と思いました。
というのは、私が今月3回実施して来た閾値走のペースは、ただがむしゃらに走った結果だったのです。
そもそも、私は、閾値走とは「20分ぐらい、ひたすら頑張って走ること」と思い込んでいました。
そろそろ走歴18年になろうとしているのに、そんなこともわかっていなかったなんて、おはずかしい(*ノωノ)
正しい閾値走とは?
では、閾値走とはそもそも一体何なのか?、どういう走り方をすればいいのだろう?と思い、ネットで調べてみました。
その結果、↓のブログに辿り着きました。
↑のブログでも紹介されている、ジャック・ダニエルズ氏の「ランニング・フォーミュラ」は、私も耳にしたことがあります。
ダニエルズ氏が提唱する練習法は、VDOTという、いわゆる「走力のものさし」に基づいて決められたペースで練習すれば最大の効果が得られるというもので、閾値走のペースはTペースと呼ばれています。
実際、↑のブログの中のVDOTごとのタイム一覧表に、自分のタイムを当てはめてみました。
直近の私のフルマラソンの記録は、今年3月の名古屋ウィメンズマラソンでの3時間48分06秒(ネット)。
それに基づけば、私のVDOTは40と41の間となり、Tペースはキロ5分00~06秒程度となります。
しかし、それは故障前の話なので、先週の閾値走まがい(?)の結果に基づけば、現在のVDOTは38程度なのではないかと思います。
38のTペースは、キロ5分19秒。
つまり、今月私が3回やってきた閾値走と思い込んでいたものは、実は閾値走ではなく、4㎞タイムトライアルだったみたいです(^_^;)
いずれも今の自分の走力に比べたら、ペースが速過ぎて、閾値走のようにペースをコントロール出来るものではなかったのです。
正しい閾値走を実践しようとしたものの・・・
今日は、「4㎞ 心拍数フリー」の日。
早速、正しい閾値走を実践してみようと思いました。
想定ペースは、Tペース=キロ5分19秒ぐらい。
先週までの3回のようなハァハァ状態にはならないはずです。
で、どうだったのか?
今日も、私のホームの豊洲ぐるり公園で実施。
結果どん。
ダメでした(>_<)
先週までの走り方同様、思いっ切り追い込んでしまいました。
私の前に女性ランナーがおられて、とてもいいペースだったので、ついていこうと思いました。
しかし、その方の方がずっと速くて、徐々に差が開いていきました。
その方は変化走をやっておられたようで、その方が遅いペースで走っている時に私が追いつき、速いペースで走り始めると再び差が開く・・・そんなことを2回ぐらい繰り返しました。
たかだかキロ5で、ハァハァ状態だったのはすごく恥ずかしかったです。
結局、正しい閾値走が出来ずに、またしても4㎞タイムトライアルになってしまいましたが、いいこともありました。
走った後のトレーニングステータスを確認すると・・・
昨日、アンプロダクティブになってしまったトレーニングステータスが、プロダクティブに戻りました(^O^)
1日で脱出出来たので、うれしいです。
ジャック・ダニエルズ氏の「ランニング・フォーミュラ」、非常に興味が湧いて来ました!!
☆10月の走行距離: 238.85㎞
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