前置きが随分と長くなってしまったが、名古屋ウィメンズマラソンの走りを振り返ろうと思う。
前置きは↓からどうぞ。
今回のレースでは、東京マラソンと違って「誰が何km地点で待ってくれている」というのは一切なかったし、名古屋に土地勘もないので、正直、あまり書くことがないかも(^^;
とりあえず、POLARのラップとともに、レースを振り返ろうと思う。
~5㎞ (26'45" 5'21"/km)
スタートロスは29秒。
スタート後800mこそ混雑でやや走りづらさはあったものの、それ以降は超スムーズに走ることが出来た。
そもそも今回のレースの目標は、「完走して、大阪・東京・名古屋の「三都物語」を完結させること」だったはずなのに、周りのペースにつられて、思いのほか速い入りになってしまった。
~10㎞ (26'45" 5'13"/km)
相変わらず、順調。
「ひょっとして今日はいつにも増して調子がいいんじゃないか?」という幻想(?)にとらわれ始める。
走っているうちに徐々に暑さを感じて来て、やはり、アンダーアーマーのコールドギアの選択は間違っていたのでは?と自分の選択をやや後悔。
でも、前週の東京マラソンのような極寒よりは全然マシと思った。
8、9km辺りから、小雨が降り始める。
天気予報通りだった。
~15㎞ (26'14" 5'15"/km)
既に記憶があいまいだけど、10㎞過ぎ辺り?で、赤のはてブロノースリーブTシャツ着用のランナーを発見。
前日、まくりくままさん(id:yuri-yamaguchi-48625160)が ブログにアップされていたのを思い出し、レースのさなかに悪いかなぁと思いつつも、「ひょっとして、まくりくままさんですか?」と声を掛けてみた。
まさに、まくりくままさんだった。
一瞬だったけど、ご挨拶出来て、うれしかった。
引き続き、「今日はいつにも増して調子がいいんじゃないか?」という幻想(?)にとらわれていたので、先に行かせてもらった。
~20㎞ (26'28" 5'18"/km)
※19km地点、ラップ取り忘れ
東京マラソンで達成できなかったサブ345ペースを継続中。
「完走して、三都物語完結」という当初の目標はすっかり頭の中から抜け落ち、「サブ345、名古屋で行っちゃう?」という野望がムクムク。。
17㎞と18㎞の間で、対向車線を走る名古屋シティマラソンのランナーの群れの中に、だんなを発見。
3回ほど名前を呼んでみたが、全く反応なし。
だんなはだんなで、レースに集中していたみたいだ。
雨が降り続いていたせいか、気温が若干下がったような気がした。
スタート直後失敗したかも・・・と思ったウェアの選択は、結局間違っていなかったみたいだった。
今考えれば、めちゃくちゃ寒い訳でもなく、風もさほど強くなく、あの日は絶好のマラソン日和だったのではないかと思う。
~25㎞ (26'37" 5'19"/km)
サブ345ペースを維持したまま、ついにハーフに到達。
ハーフ地点の時計は、確か1時間52分ちょっとを表示していたと思う。
このまま粘り通せば、サブ345を達成出来るかもしれない。
1週間前東京マラソンを走ったことも、風邪をひいたことも、この時点では、すっかり忘れていた。
幸い、朝は鼻づまりだったが、走っている間は、全く気にならなかった。
朝のんだベンザブロックが効いたのと、雨による湿気で呼吸が楽になっていたのだろうと思う。
23㎞ぐらいの駐車場の近くの公園にいつも応援してくれるかわいいチアガール達が、今年も雨の中待っていてくれた。
今年もたくさん元気をもらった。
~30㎞ (27'16" 5'27"/km)
粘ろう!という気持ちとは裏腹に、徐々に落ち始めるペース。。
この辺りで、サブ345は諦めて、「何とかシーズンベストを目指そう!」と方針転換。
この時点では、終盤ガタ落ちしなければ、昨年11月の大阪マラソンの記録3時間49分01秒(ネット)は切れるだろうと思っていた。
~35㎞ (28'27" 5'41"/km)
少なくともサブフォーペースは維持しようと思うものの、ペースは落ちる一方。
34㎞ぐらいからのちょっとした上り坂が恐ろしく堪えた。
この辺りから、息が上がり始める。
確かこの辺りにRed Bullのエイドがあったと記憶しているが、残念ながら、全然効果はなかった。
~40㎞ (30'22" 6'04"/km)
この5㎞は、ただひたすら辛いというだけで、何があったのか、ほとんど記憶にない。
30㎞までは、せっかくシーズンベストを狙えるような感じで走れていたのに。
やはり、風邪のさなか、2週連続フルは無謀だったのか・・・
~FINISH (13'49" 6'18"/km)
あともう少しだと思いつつも、呼吸が苦しく、ペースは落ちる一方。
ランナーにどんどん抜かれる。
ものすごく悔しい。
もうすぐナゴヤドームの敷地内に入るところで、まくりくままさんが、「ベリーさん、頑張って!」と声を掛けてくれた。
ついて行きたいと思うけど、全然体が動かない。
でも、とても励まされた。
42㎞地点辺り、コース横の大きなスクリーンに表示された「私を支えてくれた人にすぐに会いたい」というメッセージを見て、涙腺崩壊。
毎回、あのゴール直前のメッセージには、泣かされる。
ドームの中に入ると、ゴールは目の前。
フィニッシュの時ぐらいは、大きく手を上げて、笑おう。
タイムは、3時間52分02秒(ネット3時間51分33秒)。
サブ345はおろか、シーズンベストもダメだったけど、東京マラソンで出来なかったサブフォーを奪還することは出来た。
FINISH 後
フィニッシュ後は、レース最大のお楽しみ、おもてなしタキシード隊からティファニーのペンダントの贈呈。
誰からもらおうか、ちょっと迷ったが、外国人のイケメンを選ばせて頂いた。
おもてなしタキシード隊2019のHPでチェックしたところ、私にティファニーをくれたのは、Ellis Bryanさん(30歳)のようだった。
その後、Allsportsの写真撮影。
再びおもてなしタキシード隊のメンバーの方とツーショット。
その後、荷物を受け取ったら、疲労感がひどく、しばらくその場に座り込んでしまった。
結局、サブ345も、シーズンベストもダメだった。。
そう考えると、なかなか立ち上がることが出来なかった。
当初は、風邪をひいているし、1週間前にフルを走ったばかりだから、完走さえすればよいという、何とも低いモティベーションで臨んだレースだったのに、終わってみれば、悔しさばかりが残った。
そのうち、だんなからメールが入り、ナゴヤドームの外で落ち合う。
東京マラソンもそうだったが、名古屋ウィメンズもフィニッシュしてからかなりの距離を歩かされる。
だんなに「あ~、やはりダメだった~」と言うと、だんなに次のように言われた。
「何言ってるの。風邪をひいていて、しかも、1週間前にフルを走ったのに、サブフォーで走れたんだよ。少しは自分のことを褒めてあげなよ。」
確かに。
私と言う人間は、自分のことをなかなか認めてあげられない。
でも、今回は、体調さえ良ければ、シーズンベストを狙うことは出来ただろう。
もう少し、自分のところを認めてあげなければ。
だんなの言葉のおかげで、少し精神的に楽になった。
だんなは名古屋シティマラソンをいい感じで走れたようだ。
翌週の板橋シティマラソンが楽しみだ。
朝は名古屋駅から地下鉄を乗り継いで来たが、ホテルからは意外に不便だったので、帰りはJRの小曽根駅から帰った。
だんなに荷物を持ってもらったけど、雨の中、ドームから2㎞近くも歩かなければならなかったのは、結構きつかった。
来年以降、再び名古屋ウィメンズマラソンを走る機会があるとすれば、ホテルは栄駅近辺が便利でいいかも。
~続く
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