Step by Step ~ 2025年サロマンブルー達成へ

走歴20年のアラ還女子ランナーのブログ。現在、くるぶし骨折からの回復途上で走れません。めげずに、2025年のサロマンブルー達成を目指しています。

サロマ湖100㎞ウルトラマラソン完走記④ ~ 50kmまで

 

サロマの完走記を続けます。

バックナンバーは↓からどうぞ。

 

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~40㎞ (1'14'44)

30kmを通過した辺りから、暑さが気になって来ました。

 

サロマは、基本的に、エイドは2.5㎞おき。

でも、その中には、「かぶり水」しかないエイドが結構あります。

 

「かぶり水」エイドには、水道の蛇口を持ったボランティアの方数名が配置され、水が張られた大きなバケツが2、3個置かれています。

暑い時には、バケツの中の柄杓から水をすくい、ランニングキャップや体にかけて、ほてりを鎮める重要なエイドとなります。

しかし、残念ながら、「かぶり水」エイドでは、給水は出来ません。

中には構わず柄杓から直接水を飲むランナーもいるにはいますが、ごくごく少数だと思います。

つまり、次のエイドまでさらに約2.5㎞走らないと、給水が出来ないのです。

暑い中、5㎞何も飲めないというのは、精神的にも肉体的にもかなりダメージがあります。

私も、30㎞を過ぎてから給水の少なさにやられました。

 

たまに私設エイドのお世話になったものの、全然給水が足りず。

これだけ暑くなるのだったら、ボトルポーチにドリンクを入れて携行すべきだったな・・・。

 

やはり例年よりも気温が上がった4月のチャレ富士では、空になったペットボトルを40㎞過ぎで捨ててしまい、以降水分を携行して走ることが出来ず、後になって後悔しました。

 

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その時の失敗を活かすことが出来ず、我ながら「バカだなぁ」と思いました。

 

~50㎞ (1'19'45)

40㎞を過ぎて、ますます苦しさが増して来ました。

前回2019年のサロマに続き、今回も前半でこんなに辛くなってしまうとは、全く想像していませんでした。

 

42.195㎞の通過が5時間01分53秒。

スマホをポーチに入れて走っているのに、ここまで全く写真を撮っていなかったことに気が付きました。

チャレ富士の時と違い、全く余裕がなかったのです。

 

ひょっとしたら、50㎞ぐらいでリタイアしてしまうかもしれない。

その前に、1枚ぐらい写真を撮っておこう。

 

そう思い撮ったのが、↓の写真。

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写真を撮って思い出したのが、前回サロマを走った時も、やはりこの辺りで非常に苦しんでいたということ。

あの時は35㎞から10㎞以上歩いてしまい、完走が危ぶまれる状況でした。

それでも、54㎞過ぎの大きなエイドで少し休んだところ、完走出来たのです。

 

ウルトラには復活がある

 

とても大切なことを思い出しました。

今は苦しいけれども、何かきっかけさえあれば、浮上出来るはず。

とにかく大きなエイドまでは何としても辿り着こう!

そう思いました。

ただ大きなエイドまでは、まだ10㎞以上ありました。

そこまで耐えられるだろうか?

 

フルを過ぎてしばらく行くと、国道に出ます。

そこから長いダラダラ坂の始まりです。

その辺りから、私は沿道に自販機を探してキョロキョロしていました。

 

コーラがゴクゴク飲みたい!!

 

そう切実に思ったからです。

 

最初に見つけた自販機では、コーラが売り切れになっていました。

やはり、私と同じように思ったランナーが多かったのかもしれません。

 

苦しみながらも、45㎞地点のエイドに到達。

ふと見ると、エイドのそばにCokeONの自販機がありました。

すぐにポーチからスマホを取り出し、CokeONを起動。

コカ・コーラゼロを買いました。

別にカロリーゼロでなくても良かったと思うのですが、いつものクセで(^-^;

その場で500mlのペットボトルの半分ぐらいを一気に飲みました。

 

その後、エイドでバナナを1本頂きました。

すると、自分でも驚くほど、みるみる元気になっていくのを感じました!

やはり、ウルトラには復活がありました(^O^)

 

飲みかけのコーラを片手に持って、再び走り出しました。

上り坂も歩くことなく、走れるようになりました。

それまでヘロヘロだったのが、ウソみたいです。

 

だいぶ元気になりましたが、それでも暑いのには変わりはありませんでした。

国道区間は路肩から1.5mが走行区間となっているのにもかかわらず、センターライン付近をフラフラと走っているランナーを見かけました。

そのうち反対車線にもはみ出たりして、非常に危険な状態。

近くにいるランナーが大きな声をかけて注意を促したり、対向車がクラクションを鳴らしたりしても、なかなか自分の状況に気付かなかったようです。

恐らく、その方は、熱中症になりかけていたのかもしれません。

それほど、その日の暑さは過酷なものでした。

 

コーラパワーで50㎞関門に到達。

大きなエイドまでもうすぐです。

 

~続く

 

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