チャレンジ富士五湖の完走記を続けます。
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80kmを前に、まさかの右足のマメ。
それに加えて、左膝の内側も痛くなって来ました。
でも、アドレナリンが出ていたせいか、堪えられない痛みではなく、引き続きいい感じで走ることが出来ていました。
ここまで来たら、絶対に完走したい!
そして、だんなと一緒に、ホテル近くの焼肉屋さんで完走パーティーをやるんだ!
6年前、同じ大会の5 Lakes(118km)の部を完走した時は、ホテルの道挟んで向かいの焼肉屋さんで晩ごはんを頂きました。
しかし、コロナのせいなのか、当時よりも閉店時間が短くなっていて、完走して、ホテルでお風呂に入ってからでは、ラストオーダーには間に合いそうもありませんでした。
幸い、ホテルから数100m離れたところに、夜中まで営業している別の焼肉屋さんを見つけました。
何時にフィニッシュ出来るのか全く予想がつかなかったので、予約は入れていませんでしたが、その日はそこで晩ごはんを頂くことにしていました。
早くフィニッシュして、だんなと一緒にビールを飲みたい!
それが、その時一番の走るモチベーションになっていました。
80㎞までのラップは、1時間18分40秒。
相変わらず、エイドでは、キットカットやカントリーマームばかりしか残ってなくて、本当に凹みました。
さすがに飽きてきたので、私設エイドで頂いたミニ羽二重餅を頂いたら、超おいしかった!
1日にこれだけお菓子ばかり食べた日は珍しいかも(笑)。
90㎞までのラップは、1時間29分23秒。
途中トイレに入ったため、少し時間がかかりました。
この辺りになると、完走の二文字が確実に見えて来ました。
走っているのが楽しくて、楽しくて、ニヤニヤしながら走っていました。
これぞまさにランニングハイ。
はたから見ると、かなり気持ち悪い人だったかも(^^;
ここまでは気持ちに余裕がなくて、なかなか写真が撮れなかったんですよね。
最後の最後になって、美しい富士桜を撮ろうと、少し立ち止まりました。
この日は終始お天気がイマイチで、結局、富士山は見れずじまい・撮れずじまい。
3月にだんなとチャレ富士対策合宿をした際、90㎞以降は車でコースを巡っただけ。
それでも、その時見た風景をしっかり覚えていて、この先コースがどのように展開するのかが頭の中に予めインプットされていたのは収穫でした。
上り基調の90㎞以降は、全歩きになることを想定していましたが、意外に走れていて、我ながらビックリ。
小雨が降る中、住宅街に入り、最後の関門の駐車場近くのステラシアターのペパーミントグリーンの屋根がどんどん近くなってきます。
最後の関門のエイドも、ほとんど食べるものは残っていませんでした(:_;)
でも、ゴールまであとたったの7.6㎞。
もうひと頑張りです。
そこで、急に野望がムクムクと湧いて来ました。
ここから先は、4㎞弱急な上り坂が続くけれども、可能な限り歩かなければ、13時間を切れるかもしれない!
野望達成のためには、エイドに長居している訳にはいきませんでした。
雨脚がどんどん強くなる中、エイドを出ました。
ペース良く走る女子ランナーの少し後ろに付いて、坂を上り始めました。
1㎞ちょっと走ったところで、その女子が歩き始めたので、その後は一人で走りました。
しかし、それも長く続かず、私も歩き始めてしまいました。
ちっくしょ~~~~!!
自分の弱さがめちゃくちゃ悔しくて、つい口に出てしまった言葉です(^^;
それ以降も走ったり歩いたりを繰り返し、坂を上り切り、その後はフィニッシュ地点の富士北麓公園陸上競技場に入るまで一気に下ります。
何とか13時間切りたい。
にわかに湧いた野望達成のため、下りで思い切り飛ばしました。
一体、どこにこんな力が残っていたのだろう?
自分でもビックリしました。
ついに、競技場に入り、フィニッシュゲートの直前まで到着。
1秒でも速くフィニッシュしたいと思ったのですが、スタッフの方に止められました。
ウルトラマラソンでは、完走出来たランナー、一人一人が主役なのです。
思い思いのポーズで、フィニッシュを決めて、オールスポーツに写真を撮ってもらう。
いわば、儀式のようなもの。
でも、その瞬間は、どんなにタイムが遅かろうが、誰もが確実に主役になれます。
私の前のランナーの方のフィニッシュを待って、次は私が主役になる瞬間がやって来ました。
思いっ切り両こぶしを空に突き上げて、フィニッシュしました。
フィニッシュ直後、撮った写真。
スタート直後は、ここに戻って来れるとは、夢にも思わなかっていませんでした。
しかし、雨がひどかったな。
その後、メダルを受け取り、荷物を受け取りに、女子の待機場所へ。
入口の前で、先にフィニッシュしただんなが待っていてくれました。
お互いに、完走出来て、本当に良かった!
Runnetで確認したところ、タイムは13時間01分01秒。
にわかに湧いた野望、13時間切りは惜しくも達成ならず。
それでも、2019年6月のサロマ湖以来、久々にウルトラマラソンを完走出来た喜びの方がずっと大きかったです。
だんなも私も、久々に100kmレースを完走して、思った以上に消耗していました。
雨の中、ホテルから数100m歩いて焼肉屋さんに向かう元気は残っておらず、帰り道、コンビニに立ち寄り、晩ごはんとビールを調達して、ホテルに戻りました。
せっかく100km完走したと言うのに、ショボい晩ごはん(._.)
お祝いは、また後日となりました。
レースレポは以上です。
長いレポートを読んでくださって、ありがとうございました(^^♪
近いうち、レースのまとめを書いてみようと思っています。
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