東京マラソンのレースレポを続けます。
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~30km (32:11 6:26/km)
目指すはあくまでも完走!でも、出来れば5時間ぐらいでフィニッシュしたい・・・というとっても低い目標で臨んだ東京マラソン。
でも、ここまでは、自分でもビックリするほど、順調に走れていました。
終盤はたくさん歩くだろうなぁと思っていましたが、ここまで歩くことはありませんでした。
フィニッシュまで走ってゴールしたい!!
スタート前には思いもよらなかった野望がムクムクと湧いて来ました。
私が一番恐れていたのは、レース中、恥骨に痛みが出ること。
幸い、ここまでは痛みを感じずに走ることが出来ていましたが、これから先はどうなるのかわからない。
ここまでの好調さを痛みに邪魔されたくない。
そう思い、27㎞地点のエイドで、ウェストポーチに入れていたロキソニンをのみました。
あくまでも、予防のため。
手袋をしたまま薬をパッケージから出そうとしていてうまくいかず、エイドのボランティアさんがご親切に「お手伝いしましょうか?」と声を掛けてくださいました。
「あ、大丈夫です。ありがとうございます」と答えて、薬を水で一気に流し込みました。
ロキソニンをのんだものの、レース後薬が切れてからも恥骨に痛みが出ることはありませんでした。
このぐらいのペースで走るのであれば、恥骨へのダメージはそれほど大きくないのだということがわかり、今、とてもホッとしています。
28㎞地点で、再びだんなの応援。
スカイツリーが背後に見える、絶好の撮影スポット!
実際、だんなの隣には、オールスポーツのカメラマンさんが陣取っていました。
私の後ろの男性が手を振っているのは、だんなにではなく、プロのカメラマンさんになのでした。
30㎞の通過が、3時間11分14秒(ネット)。
気が付けば、野望だったフィニッシュタイム5時間はおろか、4時間半も狙えるタイムで走れていました。
~35㎞ (31:02 6:12/km)
銀座のど真ん中の32㎞地点に到達した時に、「こんなに楽しいマラソンがあと10㎞で終わってしまうんだ」という何とも淋しい気持ちになりました。
もっと時間をかけて走って、東京マラソンをとことん満喫したい。
でも、ひょっとしたら4時間半切れるかも・・・
この区間は、どういうペースで走るべきなのか、少し心が揺れていました。
結局、自分が一番気持ちのいいと感じるペースで走れば良いのだと思うに至り、その結果、少しペースが上がりました。
~40㎞ (30:09 6:02/km)
35㎞過ぎの沿道で、思いがけず、だんなの姿を発見。
ここでの応援はサプライズ。
日谷ヒロノリさんの曲はなかったですが、パワーをもらいました。
この区間は、増上寺や東京タワーなどの観光名所があり、見どころ満載。
2019年の大会でも同じところを通ったはずだけど、あまりの寒さで体があまりにもしんどくて、周囲の風景は全く目に入っていませんでした。
今回の大会は、お天気に恵まれて本当に良かった!と思っていたのに、田町で折り返すと、結構な向かい風。
あと5㎞逆風の中走るのか・・・と思いつつ、あと5㎞で楽しい東京マラソンが終わっちゃうんだ・・・とも思ったり。。
何とも複雑な気持ちでしたね。
でも、引き続き、気持ちのいいペースだけを考え走った結果、この5㎞はさらにペースが上がりました。
~FINISH (12:49 5:50/km)
ゴールまであと2.195㎞。
もうすぐ楽しいマラソンが終わってしまうと淋しい気持ちがありつつも、グロスで4時間半を切りたい!という気持ちが強くなりました。
どんどん増幅する私の野望(笑)。
残り1㎞の丸の内仲通りの石畳でさらにペースを上げました。
レース前は、あくまでも目標は完走!と思っていたのに、まさかラストスパート出来るとは。
東京駅の丸の内口を右に見ながら、コースを左折。
その前に、goodrのサングラスを外して、頭の上にかけました。
行幸通りのフィニッシュゲートに向かって、まっしぐら。
沿道にだんなを見つけました。
そして、ゴール!!!!!
フィニッシュタイムは、グロスで4時間28分05秒、ネットで4時間25分14秒でした。
FINISH後
フィニッシュしてすぐ、ショートパンツのポケットからマスクを取り出し、すぐに着用。
そして、ウェストポーチからスマホを取り出し、フィニッシュゲートの写真をパチリ。
4時間半近くというボリュームゾーンのフィニッシュだったため、周りは人、人、人、人だらけ。
「お気持ちはわかりますが、感染対策のため、すぐに移動してください」というアナウンスが繰り返されていました。
私も写真を撮っていたら、隣にいた東京陸協の人に注意されてしまいました(^^;
その後、手指消毒、オールスポーツのカメラマンさんによる撮影(マスクしたまま)、フィニッシャーグッズ一式が入った袋を受け取り、最後にタオル地で出来たフィニッシャーウェアを受け取りました。
その直後、「○○さん!」と声を掛けられました。
え?と思って振り向くと、ボランティアのウェアを着た女性の方が。
失礼と思いつつ、まじまじとお顔を見てしまったのですが、即座にどなたなのかわからず。。
困ったなぁと思っていたら、次の瞬間、同じジムの方だとわかりました。
50半ばのばあさん、長引くコロナ生活でボケが進んで認知機能に障害が出てしまっているのだろうか(-_-;)
でも、ちゃんと思い出せて、ご挨拶も出来て、良かったです。
その後、東京駅に向けて歩き出した直後、フィニッシャーメダルをもらっていないことに気が付きました。
近くにいたボランティアの方に、「完走メダルをもらわなかったのですが・・・」と申し出たところ、メダルはフィニッシャーグッズ一式が入った袋の中に入っているのだということを教えて頂きました。
オリンピックと同じで、コロナ対策のため、メダルは自分でかけるのだそうです。
今大会のメダル↓
その後、丸ビルの地下で、だんなと合流し、電車で帰宅しました。
~続く
すみません、長すぎですね(;´∀`)
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