オリンピックのボランティアを最後までやり遂げることなく辞めてしまったことで、ものすごく気分が落ち込んでいる。
正直言って、「人生の汚点」と言っても過言ではないと思う。
急に私が辞めたことで、迷惑をかけた人がたくさんいる。
きっと、今頃ぼろくそに言われているだろう。
でも、その一方で、私が居続けることで、もっと迷惑をかけたのかもしれない。
そう考えれば、早い段階で撤退したことは正解だった。
いずれにせよ、今の自分のキャパシティでは、続けることは不可能だったことは確かだった。
2018年にワールドカップ観戦のため、ロシアを訪れた時に、ホスピタリティに溢れた現地のボランティアに感銘を受け、「私も東京オリンピックで、同じように活躍したい!」と思ってから3年ちょっと。
せっかくオリンピックのボランティアとして活動出来るチャンスをもらったのに、このような結果になってしまったことは、本当に残念・・・を通り越して、苦しくさえ感じている。
でも、いつまでもくよくよしていても仕方がない。
少しは前を向こうと、今日は、この秋のマラソンに向けたトレーニングのことを考えてみた。
オリンピック・パラリンピックともにボランティアの活動がなくなったことで、来月からトレーニングに注力出来ることになった。
4月に恥骨に骨浮腫が発覚するまでお世話になっていたクラブに戻って(現在は休会中)、コーチ作成のメニューに沿ってトレーニングすることを真っ先に考えた。
しかし、ファルトレクや変化走等、強度の高いトレーニングに耐えられるか、疑問に思った。
2週間前も、ファルトレク20分をやっただけで、恥骨周りに違和感を感じたばかりだ。
クラブに戻るのでなければ、家にあるマラソン練習本に沿ったメニューで練習を進めてみようか?
我が家にはメニュー本がたくさんあるので、選択肢はたくさんある。
10月10日のいわて北上マラソン、もしくは、翌週の東京マラソンまでの日数を考えれば、やはり岩本式の黄色い本が有力だろう。
「これで決まり!」と思ったところへ、だんなが、「これがいいんじゃない?」と持って来たのが↓。
ランニングマガジン・クリール監修の「マラソン実践力アップマニュアル」という本。
この本は、私が初めて買ったマラソンに向けたメニュー本だ。
いつ買ったのかは定かではないが、本の巻末に「平成19年7月5日発行」と書いてある。
平成19年=2007年。
今から約14年前に発行されたものだ。
楽天やアマゾンで探してみたけれども、見つからなかった。
恐らく、既に廃刊になっているのではないか?
内容を見ると、レース3ヶ月前からの曜日別メニューがレベル別に示されている。
私のレベル(現在の走力:3時間40分~5時間)のメニューは、ジョグ、LSD、距離走がほとんど。
インターバル等のスピードトレーニングは皆無だ。
だんな曰く、「ファルトレクのようにペースを上げて走ると痛みが出るんだったら、この本のように基本中の基本のメニューを中心にやった方がいいんじゃないの?」
確かに、そうだと思う。
いわて北上マラソン、東京マラソン、いずれの大会に出るにせよ、既に3ヶ月を切っている。
今からどこまでキャッチアップ出来るかわからないけれども、とりあえず、ベーシックなメニューのみで、10月のレースに向けて準備を進めて行こうと思う。
それにしても、このところの感染急拡大は心配だ。
10月のレース、無事に開催されるのだろうか?
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