今日は、通院日。
乳がんの手術から14年目の検診のため、はるばる世田谷のクリニックまで、今日有給のだんな運転の車で出掛けた。
先生は今は開業医だが、14年前は大病院の勤務医で、私の主治医だった。
今日も、「あれから14年も経ったなんてね~」という会話から診察が始まった。
先生と私は同じ年。
長い付き合いということもあり、気軽に話すことが出来る。
先生から、「今でも、あの新聞の記事、覚えてるよ」と思いがけなく言われた。
実は、今から14年前、読売新聞の記事に、私が登場した。
テーマは、「第一回東京マラソン」。
大会スポンサーである読売新聞が、東京マラソンに関連する人々のインタビュー記事を、レースの前後何回かにわたり掲載したのだ。
私の記事が掲載されたのは、確か、その第一回目だったと思う。
先生、覚えてくれていたんだ・・・とうれしくなった。
先生、曰く:
「病気だった人が、元気になって、マラソンを完走するなんて、ホント、感動したよ!」
「・・・」
それを聞いて、苦笑いしか出来なかった私。
実際の記事の内容は、先生の話とは、全く違うものだったからだ(^▽^;)
実際の記事は、こんな感じだった。
***
外資系金融機関勤務のベリー(41歳)の趣味は、走ること。
マラソンで3時間半を切ることを目標に、忙しい仕事の合間に練習を積んでいた。
思いがけなく、乳がんを宣告されたのは、昨年8月のこと。
第一回の東京マラソンに応募していた。
抽選が外れたのがわかったのは、乳がん発覚後だった。
ベリーは話す。
「病気の治療で走れないのがわかっているので、外れて良かったです」
乳がんは予想よりも進行しており、わきの下のリンパ節まで転移していた。
そのため、手術の前に、まず抗がん剤治療をすることになった。
抗がん剤のため、髪の毛だけでなく、毛という毛が全部抜け落ちてしまった。
そんな状態でも、ベリーは体調が良い時は、走ることを止めなかった。
「走っていると、病気のことを忘れて、風になれると言うか、自由になれるような気がして」
同じくランナーのベリーの夫(43歳)は、妻の病気が判明した後、人が変わったように練習に打ち込むようになった。
自分が走ることで、妻に元気を与えたいと考えたからだ。
昨年11月のつくばマラソンで、初めて3時間半を切ることが出来た。
多数のレースにエントリーした今シーズン。
運良く、東京マラソンにも当選していた。
しかし、つくばを走った際、膝を故障してしまい、東京マラソンはベストなパフォーマンスで走ることは不可能だ。
それでも、膝にサポーターを巻いて、東京マラソンに参加することに決めている。
ベリーは、東京マラソン当日、沿道から夫を応援するつもりだ。
そして、マラソンの翌日、沿道近くの病院に手術のため、入院する。
***
先生のストーリーの方が、より感動的だったかも(^▽^;)
当時、取材を受けたのは、仕事の合間。
抗がん剤治療の真っ只中、しかも、手術の直前ということもあり、精神的にも肉体的にもしんどい時期だった。
それでも、ひょっとしたら、記事が同じ病気で戦っている人を勇気づけるきっかけになるかもしれないと、取材を受けたのだった。
先生の記憶は全然間違っていたけど(笑)、こんなこともあったなぁと懐かしく思った。
今日の検査は、マンモグラフィーの画像、エコー、そして、骨密度と、全て良好だった。
血液検査の結果は来週にならないとわからないが、まぁ、問題ないだろうと思う。
胸のことよりも、今は、胃の方を気を付けないといけないな。。。
昨日はランオフだったが、今日は走った。
ランのお品書きどん。
豊洲ぐるり公園まで2㎞ジョグで向かい、ランドリル、WS 100m x5。
その後、ダウンジョグ5㎞。
昨日、急な胃痛に襲われたりして、体調に不安があるので、軽めのトレーニングで終了。
走った後のトレーニングステータスは・・・
短い距離しか走っていないせいか、リカバリーから脱出出来ない。
VO2Maxはしれっと上がっていて、49に。
何故にそうなるのか・・・よくわからない(=_=)
今日で、「休養の1週間」は終了。
明日は、「ファルトレク60分」の予定だけれど、天気予報では風が強そうで・・・
億劫だなぁ。。
☆2月の走行距離: 127.93km
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