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走歴20年のアラ還女子ランナーのブログ。現在、くるぶし骨折からの回復途上で走れません。めげずに、2025年のサロマンブルー達成を目指しています。

下肢静脈瘤手術体験記~経験して気づいたこと

これまで2回にわたり、下肢静脈瘤手術の体験記を書いてきました。

 

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今回は、実際に手術を受けた経験を踏まえて、下肢静脈瘤の症状に悩む方、また、下肢静脈瘤の予備軍の方に、役に立つかもしれない情報を書いてみたいと思います。

 

上記体験記以外に、以前、下肢静脈瘤の基本的な情報をお伝えすべく、↓の記事を書いてみました。

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よろしければ、こちらもご参考になさってくださいね。 

 

 

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血管外科を受診しよう

脚の血管がボコボコに膨らむ、脚のむくみがひどい、脚が攣る、等、不快な症状に悩んでおられる方は、まずは、お近くの血管外科を受診されるのが良いでしょう。

「血管外科」プラス「お住いの地域名」でネットで検索をかければ、病院のサイトや病院のデータベースがヒットすると思います。

まずは、信頼出来る病院を探すことから始めましょう。

その際、病院の評判下肢静脈瘤手術の年間実績件数病院のサイトの情報量等を参考にされると良いでしょう。

私が、今お世話になっている病院に決めたのも、上記3点が決め手となったからでした。

 

治療方針を決めよう

血管外科に行くと、エコーで脚の静脈の検査をしてくれます。

仮に、下肢静脈瘤との診断を受け場合、お医者様と話し合い、今後の治療方針を決めましょう。

 

治療方針と言っても、「弾性ストッキング」か「手術」の選択肢しかないのが実情です。

残念ながら、下肢静脈瘤の症状を改善する飲み薬は存在しません。

「弾性ストッキング」は症状の進行を遅らせるだけの対症療法でしかなく、根本的な治療を行うには「手術」しか方法はありません。

 

下肢静脈瘤は命にかかわる病ではありませんが、 放置しておけば自然に良くなるというものでもありません。

根本的な治癒を目指すのであれば、手術を受けるしか選択肢はないみたいです。

 

手術は、レーザーを使う「血管内焼灼術」、血管を引き抜く「ストリッピング手術」、血管に硬化剤を注入して閉塞させる「硬化療法」等があります。

どの手術を行うかは、下肢静脈瘤の種類によって異なります。

最近は、いずれの手術も保険適用となっているようです。

 

レーザー血管内焼灼術は想像よりも全然楽だった!

手術というと非日常的な経験で、身構えてしまいますよね?

私自身は過去に乳がんを経験しているため、既に手術の経験はあるのですが、それでも、下肢静脈瘤手術を受ける前はものすごく緊張しました。

しかし、終わってみると、「こんなに楽なの!?」と、正直言って、拍子抜けでした(^^;

 

レーザー血管内焼灼術の所要時間はたったの20分。

静脈麻酔でウトウトしている間に、終わってしまいました。

手術の最中、そして、終わってからも、痛みを感じることはなかったです。

手術後すぐに歩くことが出来、寄り道も出来ました。

傷口が、カテーテルを通すためふくらはぎの内側を切開した2㎜と非常に小さいため、身体への負担が小さかったからだと思います。

職種にもよるのでしょうが、通常のデスクワークであれば、手術翌日からの勤務も問題なさそうです。

 

保険適用だけど、手術費用はそれなりに高い

 ↑で、手術は保険適用だと書きましたが、それでも、費用はそれなりに高くつきます。

私の場合、手術代45,580円(3割負担。処方された薬代を含む)、そして、ストッキング代4,536円計50,116円かかりました。

 

最近は、下肢静脈瘤の手術が、民間の保険会社の保険で給付金支給の対象となるケースも多いみたいです。

私も、入っていた医療保険で、今回受けた手術が一時金の対象になることがわかり、ちょっとホッとしました。

保険に入っておられる方は、保険会社の給付金相談窓口に連絡されるのが良いでしょう。

 

手術を受けるのは、夏を避けた方が良さそう 

私は8月20日に手術を受けました。

この時期にしたのは、既にエントリーしている秋冬のマラソンを走りたかったからです。

しかし、正直言って、夏は下肢静脈瘤の手術を受けるには適していないと思いました。

その理由は、手術から1週間は、ロング丈の弾性ストッキングを入浴時を除く、24時間着用したままでいなければならないためです。

寝る時も、弾性ストッキングを脱ぐことは出来ません。

 

女性は、ストッキングと言うものに、多かれ少なかれ免疫はあると思います(ただし、弾性ストッキングは、通常のストッキングよりも、ずっと締め付け感があります)。

しかし、男性で、ストッキングを履いたことがある方は、少ないのではないでしょうか?

 

夏場に、きつい弾性ストッキングを常時履いていなければならないのは、なかなかキビシイです。

何せ、暑いですし。

実際、私は、ストッキングを履きっぱなしを2日続けたら、腿の付け根辺りに、あせもが出来てしまいました(^^;

手術のタイミングは、自分とのスケジュールとの相談になりますが、可能であれば、夏の一番暑い時期は避けた方が良さそうです。

 

【重要】手術にはリスクも伴う

ここまで、下肢静脈瘤のレーザー手術のいい面をたくさん書いてきましたが、手術にはリスクが伴います。

具体的には、痛み、しびれ、神経障害、傷の化膿等です。

 

私の場合、手術後、カテーテルを通すために切開した2㎜の傷口の周囲の感覚が鈍くなってしまいました。

病院によると、伏在神経が傷ついてしまったからとのこと。

1~12ヶ月以内に徐々に治っていくということです。

 

病院から聞いた通り、今後神経障害が治っていくかどうか、今後、引き続き、↓でアップデートしていきたいと思います。

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ご覧頂き、ありがとうございました。

 

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