湘南国際マラソンのレースレポを続けます。
バックナンバーは↓から。
~FINISH
ハーフを過ぎてから急激に体が辛くなりましたが、本当の地獄は30㎞を過ぎてからでした。
防砂林がなくなってからの湘南バイパス復路では、向かい風の影響をもろに受けて、苦しさが増しました。
そして・・・ついに歩き始めてしまいました。
「ワッカの苦しさを思い出せ!」
今年6月のサロマ湖100㎞マラソンのラスト20㎞の苦しさを思い出して、それよりはマシだと考えようとしたのですが、体が言うことを聞きませんでした。
35㎞ぐらいだったか、沿道のボランティアの方が、「この先、フィニッシュ地点を通り過ぎて、さらに先に進みます。精神力が問われるところです!」とランナーに声を掛けていました。
その通り、37㎞地点で大磯プリンスホテルを右目に見ながら、さらに先に進みます。
39㎞手前で折り返し。
追い風になったら、楽になるかな?と淡い期待を抱いていましたが、辛さは変わらず。
40㎞までの10㎞のタイムが1:14:53。
ガーミンで1㎞ごとのラップを振り返ると、この10㎞の最遅が36㎞の8分33秒。
完全に歩いてますね(-_-;)
もうすぐゴール。
今更ながら、波の音を聞きながら海沿いを走るなんてなかなか出来ない経験だな・・・と思いながら走ってました。
ラスト、ホテルに続く坂道を登り切って、ゴール!!!
辛かった42.195㎞が終わりました。
タイムは、4時間43分15秒(ネットでは4時間41分00秒)。
荷物を受け取り、更衣室で着替えて、帰途につく前に撮った写真↓。
もともとの目標がサブ5だったので、目標達成ということになるのですが、結果は不満です。
内容が悪過ぎました。
同じフィニッシュタイムだったとしても、ビルドアップ出来たのだったら少しは気分良く終われたと思うのです。
もうレース中、「ひょっとしたら今日はイケるかも」という幻想を抱くのはやめよう。
幻想を抱けるのは、「やり切った」と思えるような、しっかり練習を積めた時だけ。
名古屋ウィメンズに向けてそういう練習が出来るよう、故障や体調に気を付けて行きたいです。
以下は、自分向けの備忘録:
- 今回は平塚駅近くのホテルに前泊。予約したのが遅かったせいで、駅近のホテルはそこしか空いてなかったので、選択の余地がなかった。口コミを見ると散々な評判だったので心配していたが、実際には、部屋が少し暗かったぐらいで、トラブルは皆無。夜も静かで、ぐっすり眠れた。ただ、お値段が高過ぎたな。。
- 平塚駅6時20分発の東海道線に乗車。大会側からの情報では、この時間帯は東海道線の混雑状況は「中」とされていたが、平塚駅到着時点で車内は大変な混雑。「え?こんなに混んでるのに、乗れるのかな?」と思いつつも、次の電車は15分後。なので、無理矢理乗車した。下車駅を大磯にするのか、二宮にするのか、周りの様子を見て決めようと思っていたが、大磯駅に到着した途端ドアから押し出されてしまい、そのまま下車の人波に飲まれて、大磯で下車するしかなかった。しかし、この時間帯は、スタート会場へのシャトルバスもそれほど混雑しておらず、ホッとした。
- ホテルで1回、スタート会場で5回、計6回トイレに行ったのに、結局出なかった(^^;日頃便秘する人ではないのに、レースの時に出ないことが多いのは、カーボローディングでいつもより食事量が多くなっているからではないかと。ちなみに、前夜は丸亀製麺で釜玉大だった。そろそろ「アレ」に頼るべきなのかも。
- レース時に着用したClifton 9、何故か左足親指の外側に大きな水ぶくれが出来てしまった。シューレースの締め方が足りなかった?
長いレースレポにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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