由布院で高熱を出してしまった顛末について、続けます。
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だんながお風呂から帰って来て、すぐに「苦しい」と伝えました。
だんなは仰天。
すぐに私の額に手を当てて、「熱があるな」
夜中に、2回吐いたこと、2回トイレ大に行った(ただし下痢ではない)こと、胃が痛いこと、などを話したと記憶しています。
熱を測ると、7度7分でした。
どうりで、身体がだるかったはずだ。
朝食の予約の時間が近づいていました。
だんなに、「何も食べないと、消耗しちゃうよ」と言われ、渋々。
着替えるのも辛かったので、寝る時に来ていたホテルの作務衣の上に丹前を来て、レストランへ向かいました。
歩くのも辛かった。
前夜のディナー同様、朝食も地元の食材がふんだんに使われた豪華なものでした。
しかし、何も食べたくないし、食べれない。
唯一食べれそうだったのがヨーグルトだったので口にしましたが、酸味が強く感じられてダメだった(:_;)
残念ながら何も食べられそうもなかったので、だんなを残して、部屋に帰りました。
部屋に戻ると、ベッドに倒れ込みました。
朝食から帰って来ただんなは、しばらくして、10時に予約していた「わら綯い体験」に出掛けて行きました。
私も予約していたけれど、ドタキャンせざるを得ない状況でした。
だんながいない間、ベッドの中で色々と考えていました。
ホテルのチェックアウトは正午。
そして、飛行機の時間は夕方6時過ぎ。
現時点で歩くのも辛い状態なのに、あと数時間で車で移動できるぐらいまでリカバー出来るだろうか?
お昼にチェックアウトしたとして、飛行機の時間までどこかで横になれるだろうか?
こんな状態で、無事に飛行機に乗って、おうちに帰れるだろうか?
考えれば考えるほど、焦りと不安で、ますます胃が痛くなりました。
そして、身体のだるさがますます増して、起き上がるのも難しいと感じほどになりました。
恐らく、熱がさらに上がっていたのだろうと思います。
「わら綯い体験」から帰って来ただんなは、ベッドでぐったりしている私を見て、さすがに驚いたようでした。
フロントに電話をかけ、救急外来のある病院を紹介してほしいと話していました。
適当な病院が見つかったのか、フロントから電話がありました。
チェックアウトの時間が近づいていたこともあり、部屋を出て、だんなが精算がてら、病院についてフロントで話を聞くことになったそう。
部屋を出るには、作務衣から自分の服に着替えなければなりません。
しかし、私はベッドから起き上がることが出来ませんでした。
だんなが、ベッドに寝たままの私の上半身を何とか着替えさせましたが、下半身はレギンスパンツに着替えさせることは出来ませんでした。
車いすを用意して、スタッフの方が迎えに来てくださいました。
だんなはスタッフの方に、「作務衣の下だけ着替えさせられなかった」旨お話し、了承を得ていました。
化粧もしていないし、髪もボサボサ、しかも、下半身は作務衣!
今考えると、超恥ずかしいけれども、その時はどうしようもなかった。
それぐらい、身体のツラさが半端なかったのです。
部屋が2階だったので、車いすから降りて、移動しなければならなりませんでした。
歩くのもままならない状態になるなんて・・・
本当に食べ過ぎただけで、こんなひどいことになるんだろうか?
フロントのあるロビーに到着し、ロビーの隅っこでソファに上半身を預けました。
とても座っていられる状態ではなかったのです。
↑は、前日チェックイン時に撮影したロビーの写真。
まさか、奥の窓際のソファに横たわることになるとは、その時は1ミリも想像していませんでしたよ。
フロントで清算を終えただんなは、紹介してもらった町で一番大きい病院に電話をかけました。
昨夜からの経過を話して、「今すぐ診てもらいたい」と話したのですが、午後は1時からとのこと。
そして、「まずは、駐車場でPCR検査をする必要がある」と言われたらしい。
このご時世、熱を出した原因が、前日の暴飲暴食?であったとしても、PCR検査をしなければならないんだな。
病院側の懸念も理解できるから検査は受けることにして、一刻も早く、この辛さを何とかしてほしい。
ホテルを出て、レンタカーで病院へ向かいました。
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