Step by Step ~ 2025年サロマンブルー達成へ

走歴20年のアラ還女子ランナーのブログ。現在、くるぶし骨折からの回復途上で思うように走れません。めげずに、2025年のサロマンブルー達成を目指しています。

旅先で高熱の悪夢 ~ その②

 

由布院で高熱を出してしまった顛末について、続けます。

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だんながお風呂から帰って来て、すぐに「苦しい」と伝えました。

だんなは仰天。

すぐに私の額に手を当てて、「熱があるな」

夜中に、2回吐いたこと、2回トイレ大に行った(ただし下痢ではない)こと、胃が痛いこと、などを話したと記憶しています。

熱を測ると、7度7分でした。

どうりで、身体がだるかったはずだ。

 

朝食の予約の時間が近づいていました。

だんなに、「何も食べないと、消耗しちゃうよ」と言われ、渋々。

着替えるのも辛かったので、寝る時に来ていたホテルの作務衣の上に丹前を来て、レストランへ向かいました。

歩くのも辛かった。

 

前夜のディナー同様、朝食も地元の食材がふんだんに使われた豪華なものでした。

しかし、何も食べたくないし、食べれない。

唯一食べれそうだったのがヨーグルトだったので口にしましたが、酸味が強く感じられてダメだった(:_;)

残念ながら何も食べられそうもなかったので、だんなを残して、部屋に帰りました。

部屋に戻ると、ベッドに倒れ込みました。

 

朝食から帰って来ただんなは、しばらくして、10時に予約していた「わら綯い体験」に出掛けて行きました。

私も予約していたけれど、ドタキャンせざるを得ない状況でした。

 

だんながいない間、ベッドの中で色々と考えていました。

 

ホテルのチェックアウトは正午。

そして、飛行機の時間は夕方6時過ぎ。

 

現時点で歩くのも辛い状態なのに、あと数時間で車で移動できるぐらいまでリカバー出来るだろうか?

お昼にチェックアウトしたとして、飛行機の時間までどこかで横になれるだろうか?

こんな状態で、無事に飛行機に乗って、おうちに帰れるだろうか?

 

考えれば考えるほど、焦りと不安で、ますます胃が痛くなりました。

そして、身体のだるさがますます増して、起き上がるのも難しいと感じほどになりました。

恐らく、熱がさらに上がっていたのだろうと思います。

 

「わら綯い体験」から帰って来ただんなは、ベッドでぐったりしている私を見て、さすがに驚いたようでした。

フロントに電話をかけ、救急外来のある病院を紹介してほしいと話していました。

適当な病院が見つかったのか、フロントから電話がありました。

チェックアウトの時間が近づいていたこともあり、部屋を出て、だんなが精算がてら、病院についてフロントで話を聞くことになったそう。

 

部屋を出るには、作務衣から自分の服に着替えなければなりません。

しかし、私はベッドから起き上がることが出来ませんでした。

だんなが、ベッドに寝たままの私の上半身を何とか着替えさせましたが、下半身はレギンスパンツに着替えさせることは出来ませんでした。

 

車いすを用意して、スタッフの方が迎えに来てくださいました。

だんなはスタッフの方に、「作務衣の下だけ着替えさせられなかった」旨お話し、了承を得ていました。

化粧もしていないし、髪もボサボサ、しかも、下半身は作務衣!

今考えると、超恥ずかしいけれども、その時はどうしようもなかった。

それぐらい、身体のツラさが半端なかったのです。

 

部屋が2階だったので、車いすから降りて、移動しなければならなりませんでした。

歩くのもままならない状態になるなんて・・・

本当に食べ過ぎただけで、こんなひどいことになるんだろうか?

 

フロントのあるロビーに到着し、ロビーの隅っこでソファに上半身を預けました。

とても座っていられる状態ではなかったのです。

 

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↑は、前日チェックイン時に撮影したロビーの写真。

まさか、奥の窓際のソファに横たわることになるとは、その時は1ミリも想像していませんでしたよ。

 

フロントで清算を終えただんなは、紹介してもらった町で一番大きい病院に電話をかけました。

昨夜からの経過を話して、「今すぐ診てもらいたい」と話したのですが、午後は1時からとのこと。

そして、「まずは、駐車場でPCR検査をする必要がある」と言われたらしい。

このご時世、熱を出した原因が、前日の暴飲暴食?であったとしても、PCR検査をしなければならないんだな。

病院側の懸念も理解できるから検査は受けることにして、一刻も早く、この辛さを何とかしてほしい。

 

ホテルを出て、レンタカーで病院へ向かいました。

 

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