昨日の感染者急増を受けて、東京に4度目の緊急事態宣言が出されることになった。
今月23日のオリンピックの開会式直前の決定。
開会式・閉会式、そして、一部もしくは全ての競技の無観客開催の公算が高まっている。
競技ボランティアとして活動予定の私は、オリンピックが無観客開催となることで、ボランティアの仕事がどうなるのか?考えてしまう。
競技場等で観客の誘導をする競技ボランティア、駅や空港に配置される都市ボランティア・・・。
無観客開催となった途端に、仕事がなくなってしまうボランティアはかなり多いのではないだろうか?
森前組織委員会会長の不適切発言やコロナ、そして、ワクチンの問題等、本当にボランティアをやるべきなのか、悩んだ方も多いと思う。
私も、その一人だ。
でも、ユニフォームを受け取って、「さぁ、出番だ!」と心を決めたところへ、降って沸いたような無観客開催。
もし無観客開催となることで。オリンピックジャーニーを途中で終えなければならなくなるとすれば、とても残念なことだ。
要人接遇担当の私とて、例外ではない。
「一般の観客は締め出されるのに、なぜ、オリンピックファミリーやスポンサー関係者だけが観戦を許されるのか?」という声も多い。
単なる大規模スポーツイベントではなく、オリンピックには多額の税金がつぎ込まれてるのだ。
無観客のはずの開会式で、国立競技場のロイヤルボックスに特権をひけらかすような人々がずらりと並んでいたとしたら、それを快く思わない人は多いだろう。
↓のAFP通信の記事の中で、気になる記述があった。
記事は匿名の情報筋の話として、1万人程度とされる「五輪ファミリー」の人数を日本の世論が納得するレベルに引き下げることで、大会主催者側が調整を進めていると伝えた。その理由は「政府内には別枠の『特別扱い』が世論の理解を得られるか懸念する声が出ている」ためで、「出席者を数百人程度まで絞り込みたい考えだ」としている。
私はホテル常駐のリーダーなので、オリンピックファミリーを案内することは、チームメンバーが病気になったり遅刻したりしない限りはないだろう。
でも、1万人程度見込まれていた開会式の出席者が数100人まで絞り込まれるとしたら、我々のチームの中にも仕事がなくなってしまう人が多数出て来ても不思議はない。
もちろん、メンバーの数が減れば、それに応じて、リーダーの数も減らされてしまうのかもしれない。
すっかりやる気になっているのに、ボランティアの活動が出来なくなってしまうとしたら・・・。
あまり考えたくないけれども、その可能性はゼロではないと思う。
組織委員会からは、今月初めに、どのチームがどの要人を担当するのか、具体的な情報を頂けると聞いていた。
しかし、直前になって、開会式の出席者さえどうなるのかわからない状況となってしまった。
もちろん、組織委員会から連絡は来ていない。
今日は、朝から雨降りだったので、ランオフ。
明日は、大雨でなければ、走ろう。
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