8月20日に下肢静脈瘤の手術を受けてから、1ヶ月超が経過した。
一昨日 、術後1ヶ月検診があり、手術を担当した院長先生の診察を受けて来た。
改めての説明となるが、私が受けた手術をイラストで示すと、こんな感じ↓になる。
手術自体は20分ぐらい麻酔でうとうとしている間に終わってしまう楽ちんなものだった。
しかし、手術中に、患部の大伏在静脈の近くを通る神経、伏在神経が傷ついてしまったらしい。
そのため、手術を受けた左側のふくらはぎの内側は、かなり広い範囲で、感覚が鈍くなってしまい、一時期は、ひどい痺れにも悩まされた。
正直言って、9月中旬過ぎまでは、別の病気にかかってしまったかのような感覚に陥っていた。
血管のボコボコよりも、常に痺ればかりを気にしていたように思う。
一昨日の診察では、レーザー治療を施した大伏在静脈だけでなく、患部の感覚の鈍さ・痺れの状態の確認も行われた。
術後1週間検診の時と同じように、まずは、エコーで大伏在静脈を検査。
術後の経過は順調なようだ。
院長先生によれば、レーザーで焼かれた静脈は、あと数ヶ月もすれば体内に吸収されてしまい、ボコボコとした感じが消えていくとのことだ。
神経障害についても、急遽診察を受けた時に言われたのと同じで、時間はかかるかもしれないが、じきに良くなるという話を再度された。
術後2、3週間は痺れがあまりにもひどく、普段は弾性ストッキング、運動時はCW-XもしくはC3fitの着圧タイツがなければ、ビリビリと痺れて仕方がない状態だった。
しかし、処方された薬が効いたのか、それとも、自然に快方に向かっているのかは定かではないが、徐々に痺れは少なくなっている。
ここ2週間ぐらいは、弾性ストッキングを履かないでいても、痺れを感じることはほとんどなくなった。
感覚が鈍いのは相変わらずだが、こちらも1ヶ月前に比べれば、だいぶマシな状態になっている。
9月の半ば過ぎぐらいまでは、「もう治らないかも・・・」とかなり落ち込んでいたが、最近では「そのうち良くなるだろう」とだいぶ気楽に考えられるようになった。
病院の治療のガイドラインとして、術後、1ヶ月、3ヶ月、半年のフォローアップ診察を行うというのがあるらしいのだが、私の場合は、神経障害があるため、次回の診察はまた1ヶ月先ということになった。
院長先生のお話では、レーザーで焼いた血管のボコボコが消えるのに、もうしばらく時間がかかるとのことだったが、実は、既に、手術の効果を感じている。
痺れが消えて来たので、ちょうど1週間前、着圧タイツを履かずに、ジムでスタジオレッスンに参加した際、スタジオの鏡に映る自分の姿を見て、衝撃を受けた。
手術を受けた左脚が、見事に細くなっていたからだ(あくまでも、自分比。他の人との比較では、依然としてかなり太いと思う)。
常日頃から、足首が太くてカッコ悪い・・・と思っていたのだが、手術を受けた左脚はスッキリとむくみが消えて、シュッとした感じになっている。
静脈の弁が壊れて逆流した血液が脚に溜まらなくなると、ここまで違うのかと驚いた。
右脚と比べても、左脚の細さは際立っている。
実は、私は、右脚も下肢静脈瘤にかかっていて、将来的に治療が必要になるかもしれないということを、初回診察の時に医師から告げられている。
これだけ脚が細くなるのだったら、右脚も症状が進行する前に手術を受けた方がいいのではないか?と思わなくもない。
でも、費用はかかるし、それよりも何よりも、神経障害のリスクがコワイ。
今は、痺れ対策としてではなく、左右の脚の太さの違いを隠すために、運動時ロングタイツを履くようにしている。
下肢静脈瘤の手術を受けて、美脚を手に入れる(しかも、片脚だけ)という、想定外の出来事に少し戸惑っている。
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