昨日、簡単に報告した、岩本式第一週目の15㎞ビルドアップの結果。
5㎞おきの設定タイム は、30'00"（6'00"/km）→ 29'00"（5'48"/km）→ 28'00"（5'36"/km）。
結果は、以下の通り。
全てのラップにおいて、設定タイムをクリア。
めでたく星3つゲットとなった。
しかし、素直に喜べない。
第一週目にして、全く余裕度がなかったからだ。
これから先の岩本式メニューについていけるかどうか、不安でたまらなくなっている。
ただ、昨日の練習では、いい発見もあった。
せっかくいい発見をしても、書き留めておかないと忘れてしまいそうなので、詳しく昨日の練習を振り返ってみたいと思う。
長文、ご容赦ください。
昨日は、朝ご飯を食べてから、9時頃家を出た。
実は、前日の火曜日に受けたパーソナルトレーニングのせいで、背中からおしりまでバキバキ状態。
パーソナルトレーニングはいつもトレッドミルでのフォームチェックから始まるのだが、トレーナー氏によると、私の腕振りは、文字通り、腕しか振れていない状態になっているそうで、背中が全く使えていないとのこと。
ランニング時に背筋がしっかり使えるように、筋トレをした結果、体の後ろ側にひどい張りが出てしまっていた。
こんな状態で、まともに走れるのか？
今後は、ポイント練習の前日に、パーソナルトレーニングはやめておいた方がいいのかも・・・と、その時は真面目に考えた。
15㎞ビルドアップの実施場所は、豊洲ぐるり公園の全長4.8㎞のジョギングコース。
ジョギングコースを1.5往復＋600mで、トータル15㎞となる。
1段目は、順調だったと思う。
ややもすると、設定ペースよりも速くなりがち。
終盤は、かなり抑えて、帳尻合わせをした感じだった。
2段目も、中盤までは問題なかった。
しかし、ジョギングコースの中間点、2.4㎞の表示を過ぎてから、急に暑くなったような気がした。
そのせいか、体がだいぶきつくなってきた。
実際、後からデータを確認したところ、1段目の平均心拍数は154、2段目は163まで上がっていた。
そこで急に思い出したのが、前日のパーソナルトレーニングのこと。
背筋をもっと動かして、体を前に進めよう、と思ったのだ。
実際に、背中を使って腕振りしてみると、「ダンベルローイング」の動きを思い出した。
トレーニングをしている時は、「ダンベルローイングで背筋を強化を図っているのだ」と考えていた。
が、実際に、背筋を使って肘を後ろに引いてみると、ダンベルローイングの動きを速くやっていることに他ならないことに気がついた。
なるほど、筋トレで、ランニングの動作を体に覚えさせることも出来るのか、と。
前日のパーソナルトレーニングの時に、チェストフライやプルオーバーもやったのだが、実は、これらのトレーニングも、胸骨を開いて、ランニング時の呼吸を楽にする動きに繋がる。
筋トレ、なかなか奥が深い。。
前日のパーソナルトレーニングで習ったことを、実際の練習で活かせたのは良かったと思う。
3段目の設定タイムは、サブフォーペース。
昨シーズンは、大阪マラソン、名古屋ウィメンズをサブフォーで走れたので、当初は、5㎞ぐらい余裕だろうと思っていた。
しかし、実際に、キロ5分半ぐらいで走ってみると、めちゃくちゃキツイ。
POLARで確認してみると、心拍数は170を超えていた。
我ながら、驚いた。
残り600mは、全力で。
これは、自ら課したルール。
キロ5を切るペースで走れるはずと思っていたが、実際には5'09"/kmと、予想よりもだいぶ遅れてしまった。
15㎞走り切った後、見た景色。
夏のような空だった。
何とか、想定ペースで15㎞走り切ることが出来たが、もうクタクタ。
自宅まで2.5㎞ほどあったが、とてもじゃないが、これ以上走れるとは思わなかった。
500mほどポケモンGOをしながら、よろよろと歩き、その後も、歩くようなペースで走って帰った。
近所のコンビニで、ゲット。
頑張ったので、今日はご褒美2個。
正直な話、大阪マラソン対策として岩本式を選んだ時、自分はサブフォーで走れるという自信があった。
2003年12月からランニングを開始して、その間、故障や病気等で、何回も練習を中断せざるを得ない状況に直面したが、その都度、サブフォーで復活して来た。
昨年の大阪マラソンもしかり。
でも、今の私は、昨年の私に遠く及ばない。
ここ数ヶ月、LSDとロングジョグが練習の柱で、ペースを意識した練習は、つい最近までやっていなかった。
だが、それだけで、ここまで衰えるものなのだろうか？
悲しいけれども、これが加齢というものなのかもしれない。
今年の12月には、54歳になる。
いつまでも、サブフォーで走れる訳ではないだろう。
でも、まだ大阪マラソンに向けた岩本式トレーニングは始まったばかりなのだ。
ハードルはとてつもなく高いと思うが、大阪マラソンでのサブフォーを諦めるのはまだ早い。
もう少し悪あがきしてみよう。
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