今月18日 のエントリーで、「下肢静脈瘤の専門医を検索して、今朝、評判が良さそうな病院に予約を入れた」と書いた。
今日が、その予約日。
予約を入れた12日前に比べたら、左脚のむくみは随分となくなっているものの、血管ボコボコと皮膚の変色は相変わらず。
私が疑っている下肢静脈瘤は命を脅かす病気ではないらしいのだが、これ以上放置しておくのもどうかと思い、午前中予定通り診察を受けに行った。
まずは、問診。
過去の病歴、手術歴、家族歴、出産歴、立ち仕事の経験、今服用している薬等々、について尋ねられた後、今現在どういう症状が気になっているか訊かれた。
私が下肢静脈瘤の専門外来を受診してみようと思ったきかっけは、サロマ後のひどいむくみが左脚だけ何週間にもわたって続いたことだったので、「先月末に100㎞マラソンを走った後・・・」と説明を始めたところ、先生は「ひ、100㎞ですか・・・?」とひどく驚いていたようだった。
問診の後は、エコーで、両脚の静脈のチェックしてもらった。
左脚の鼠径部にエコーを当てた時に、先生がモニターを指さし、「この二本線見えますかね?」と。
確かに、線のようなものが二本見えたのだけど、先生によると「弁が壊れてますね」とのこと。
それを聞いた時は、「???」と頭の中がはてなマークでいっぱいに。
その後、先生から検査結果の説明があった。
病名は、予想通り、下肢静脈瘤だった。
絵を交えて、とても詳細に説明してくださった。
そもそも下肢静脈瘤とは、脚の血液が慢性的に逆流し、静脈内に溜まってしまうため、発症する病気だそうだ。
静脈は、心臓から動脈に送り込まれた血液を心臓に送り戻す役割をしているのが、血液の逆流を防ぐために、静脈にはたくさんの弁が備わっている。
その弁が、立ち仕事や出産、加齢等で壊れることにより、血液が慢性的に逆流してしまう。
その結果、脚の血管がボコボコに浮き出る、脚のだるさ・むくみ、皮膚の変色、脚がつる、等の症状が出てしまうそうだ。
症状が進行すると、皮膚が硬化したり、ただれ、潰瘍が出来ることも。。
私の場合は、左脚の大伏在静脈の鼠径部に近い弁が壊れてしまっているため、血液の逆流が起こってしまっているそうだ。
ふくらはぎの血管がボコボコに浮き出てるのは、静脈に溜まった血液の重さに耐えかねて血管が膨らんでしまっている状態なのだそう。
治療法としては、弾性ストッキングもしくは手術。
今のところ、有効な内服薬はない。
弾性ストッキングを履いても、症状の進行を遅らせるだけで、対症療法でしかないのだそうだ。
結局、手術を受けない限り、根本的な治療にならない。
手術かぁ。。。
かつては脚を何ヶ所か切開する手術が行われていたらしいが、今では、レーザーもしくはラジオ波による「血管内焼灼術」というのが主流になっているそうだ。
手術にかかる時間はたったの20分。
軽い麻酔でウトウトしている間に終わってしまうらしい。
しかも、保険適用。
手術をその場で決断できなかったので、とりあえず弾性ストッキングを購入して、帰って来た。
弾性ストッキング、3780円もした。
高い。。
寝ている時以外は、常に履いていた方が良いと看護師さんには言われたものの、こんなに暑いのにぴっちりストッキングは正直キツイなぁ。。。
このまま放置しても悪くなる一方なのであれば、思い切って手術をした方がいいと思うが、先生から「手術後1ヶ月はマラソンはやめてください」と言われた。
術後1週間からは軽い運動は出来るみたいだけど、激しい運動はしばらく控える必要があるのだそうだ。
確定しているレース予定は、
10月 甲州フルーツマラソン、水戸黄門漫遊マラソン
12月 大阪マラソン
のみ。
しかし、来年の3月の東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソン、4月のチャレンジ富士五湖、そして、6月のサロマと、出たいレースはたくさんある。
どうしよう?
8月中にさっさと済ませてしまうという手もあるだろうし(どのみち暑くて、たくさん走れそうもないし)、12月1日の大阪マラソンが終わってからでもいいかもしれない。
もう少し考えて、なるべく早めに結論を出そうと思う。
それにしても、病気だの、怪我だの、色々あるね、私と言う人は。
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