岩本式10週間トレーニング、第9週目水曜日のメニューは、「ソツケン」。
ついに、ポイント練習の目玉、「15㎞ビルドアップ」が、今日最後を迎える。
「一人ハーフ」をやったのが一昨日なので、回復具合を考えて、出来れば、「ソツケン」は木曜日にやりたかった。
しかし、ソツケンを今日強行したのには、理由があった。
それは、ずばり風速。
天気予報によれば、東京の風速は、今日の午前中は1~2m、明日の午前中は5mだ。
真剣勝負の「ソツケン」を、より良い気象条件のもと行いたいという気持ちが強かった。
実施場所は、いつもの豊洲ぐるり公園の全長4.8㎞のジョギングコース。
東京マラソンでサブ345を目指す私としては、5'20"/km→5'08"/km→4'50"/kmとペースを上げる必要がある。
今日は、走り始めから、ペースに乗れないと感じた。
1セット目の設定ペースはキロ5分20秒だが、気がつくと、キロ5分半近くまでペースが落ちてしまっているという感じ。
慌てて、ペースを上げて、またしばらくすると、ペースダウンする・・・の繰り返し。
ペースが一向に落ち着かなかった。
しかも、中間点を過ぎてからは、結構な向かい風だった。
天気予報によれば、風速1㎞のはずなのに。。
結局、1セット目は、25分29秒、キロ5分19秒と、かろうじて、設定ペースをクリアした。
2セット目は、中間点までは、追い風のはず。
なのに、ペースが全く上がらない。
キロ5分08秒に上げる必要があるのに、気を抜くと、キロ5分15秒ぐらいで走っているという感じ。
中間点を過ぎると、予想通り、向かい風になり、ペースがますます落ちてしまった。
「これは真剣勝負のソツケンなんだ!!」と自分自身に檄を飛ばし、ガムシャラにペースアップを試みるも、ペースは落ちるばかり。
なのに、どんどん荒くなる呼吸。
ワァワァ状態で、2セット目終了。
POLARを見ると、25分02秒、キロ5分13秒。
2セット目にして、設定タイムから大きく遅れてしまった。
これ以上ペースを上げて走るのは、不可能だと思った。
結局、3セット目を走らず、終了。
ソツケン不合格となった瞬間だった。
ソツケン失敗した、悔しい!!
周囲に誰もいなかったのをいいことに、手すりにもたれて、声を上げて泣いた。
先週のビルドアップで、3セット目でソツケンのペースをクリア出来たので、今週は、コースベストを目指そうと思っていたぐらいなのに。
ものすごくショックだった。
やはり、一昨日の「一人ハーフ」のダメージがまだ残っていたのだろうか?
東京マラソンに向けての岩本式トレーニングは、大阪マラソンの時よりも、星の取りこぼしが多い。
一度も峠に行かなかったし(これは、大阪マラソンの時も同じだけど)、峠走のアレンジメニューの30km走も失敗した。
今回の方が大阪マラソンよりも、高い目標設定にしているので、そのような結果になって当然なのかもしれない。
つまりは、私にはまだサブ345を目指す実力がないということなのだろう。
ソツケン不合格になってしばらくは、きっと、「この世の終わり」のような顔をしていたに違いない。
そんな精神状態でも、お腹は空く。
ジムに戻り、シャワーを浴びてから、ランチを食べることにした。
ショッピングモールの中の中華料理屋さんに入ろうとしたところ、店頭に立っていたお店の人から、「今日はガス器具の故障で、セットメニューもしくはスープのとろみのない麺類しか提供出来ない」との説明があった。
であれば、久々に担々麺でも食べようかと思い、「紅麻辣担々麺」をオーダー。
10年以上も前の話になるが、六本木に勤めていた頃、同じ系列の担々麺専門店にランチ時足繁く通っていたので、味の想像は出来ていた。
しかし、一口食べてみたら、想像を越えた辛さだった。
量はそれほどでもないのだが、あまりの辛さに箸が全く進まない。
そのうち、鼻水が止まらなくなってしまった。
サービスの烏龍茶では足りず、水をがぶ飲み。
そのうち刺激に慣れたのか、時間はかかったが、何とか完食することが出来た。
あそこまで辛いと、正直おいしいとは思えない。
ソツケンを失敗した罰ゲームでも受けているような気分になった。
でも、激辛担々麺のおかげで、完璧にへたれていた気持ちに、喝を入れてもらえた感じもする。
今日ソツケンを失敗したので、後日追試をしようかとも考えた。
しかし、明日は風速5mの予報だし、この先のメニューを考えると、金曜日以降の追試の実施は難しい。
スタートブロックはEとだいぶ後ろの方だし、東京マラソンでのサブ345達成はますます微妙になってしまった。
☆2月の走行距離: 156.02km
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